※本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれています。
こんにちは、リノ(@Lino_EasyLife)です。
40代の会社員で、手取り25万円。地方のマンションで一人暮らしをしながら、都市部に住む両親(二人とラブラドール)に楽天で日用品を送るのが月イチの習慣になっています。
スマホは楽天モバイル、自宅回線はRakuten Turbo。通信費をまるっと楽天に寄せてから、固定費がぐっと軽くなりました。そして毎年この時期、10月に入ると「年末年始の海外旅行、そろそろ予約しないと」という話をよく聞きます。そのときに必ず出てくるのが「スマホどうする問題」です。
この記事では、楽天モバイルの海外ローミングについて「出発前の設定3つ」「2GBで足りるのかの目安」「足りないときの追加方法」「使えない国・注意点」「Rakuten Linkで通話が無料になる条件」を、初めての人向けに順番に整理します。
この記事でわかること
- 楽天モバイルの海外ローミングで、追加料金なしで使える範囲(月2GBまで)
- 出発前にやっておく設定3つ
- 2GBで足りるかの目安と、足りないときの追加方法(1GB 500円)
- 使えない国、着信・SMSの料金などの注意点
- Rakuten Linkで通話が無料になる条件
先に結論:楽天モバイルの海外ローミングでできること・できないこと

細かい話に入る前に、全体像を表にまとめます。ここだけ読んでも旅行前の判断はできるはずです。
| 項目 | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 対象の国・地域 | 100以上(公式では107の国と地域と案内) | — |
| 高速データ通信 | 毎月2GBまで。国内プランのデータ利用量に加算される | 追加料金なし |
| 2GBを超えたら | 最大128kbpsに速度制限(通信自体は継続) | 0円のまま |
| 速度を戻したいとき | データチャージで追加購入 | 1GBあたり500円 |
| 申し込み | 不要。my 楽天モバイルでオンにするだけ | 0円 |
| 通話(Rakuten Link使用) | 対象国から日本の電話番号への発信は無料 | 0円 |
| 通話(Rakuten Link未使用) | 国・地域ごとの従量課金 | 有料(例:米国宛1分195円) |
| 海外から海外への通話 | Rakuten Linkでも従量課金 | 有料 |
ぼくはこの「勝手に課金されない」点がいちばん安心できました。海外でのパケット料金って、昔は本当に怖いものでしたから。
出発前にやること3つ(これだけで現地はほぼ大丈夫)

海外ローミングは「申し込み不要」ですが、スイッチが入っているかの確認は必要です。日本にいるうちに、次の3つだけ済ませておきましょう。所要時間は全部合わせて5分ほどです。

1. 海外ローミング(データ通信)をオンにする
my 楽天モバイルのアプリを開き、契約プランの設定メニューから「海外ローミング(データ通信)」の項目を探して、オンにします。ここがオフのままだと、現地に着いてもデータ通信がつながりません。
あわせて、スマホ本体側の設定も確認します。iPhoneなら「設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → データローミング」、Androidなら「設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → ローミング」をオンに。この2段構えになっている点だけ、覚えておいてください。
2. Rakuten Link アプリのログイン確認
Rakuten Link は、海外から日本への通話を無料にしてくれるアプリです。ただし公式には出国前に日本国内で初期設定・認証を完了しておくことが案内されています。海外に着いてから初回認証をしようとすると、SMS認証が届かずに失敗することがあります。
「入れてあるから大丈夫」ではなく、実際にアプリを開いて自分の名前が出ているか、発信画面まで進めるかをチェックしておくと確実です。
3. データ使用量の確認方法を覚えておく
my 楽天モバイルのトップ画面には、当月のデータ利用量が表示されます。海外で使った分もここに加算されていくので、旅行中はここを見れば「2GBまであとどれくらいか」がわかります。
ぼくは旅行のときだけ、my 楽天モバイルをホーム画面の1ページ目に移動させています。地味ですが、1日1回さっと開く習慣がつくのでおすすめです。
2GBで足りる?消費量の目安を表で確認

いちばん気になるのがここだと思います。「2GBって、旅行で足りるの?」という問いです。結論から言うと、動画を見なければ、3泊4日くらいの旅行なら十分足りるというのがぼくの感覚です。
用途ごとのデータ消費量の目安を表にします(一般的な目安であり、環境によって変わります)。
| 用途 | 消費量の目安 | 2GBでどれくらい |
|---|---|---|
| 地図アプリ(徒歩ナビ) | 約3〜5MB/10分 | 1日1時間使っても4日で約100MB |
| LINEのテキスト | 約1MB/100通 | ほぼ誤差の範囲 |
| LINEの音声通話 | 約18MB/10分 | 合計60分でも約110MB |
| SNS閲覧(画像中心) | 約20MB/10分 | 1日30分で4日約240MB |
| Webサイト・検索 | 約1〜3MB/ページ | 1日30ページでも4日約240MB |
| 写真の送信(1枚3MB) | 約3MB/枚 | 100枚送って約300MB |
| 動画視聴(標準画質) | 約350MB/30分 | 3時間弱で2GB到達 |
3泊4日の旅行を想定するとこうなる
上の表をもとに、よくある過ごし方で積み上げてみます。
| 使うもの | 4日間の合計 |
|---|---|
| 地図(1日1時間) | 約100MB |
| SNS・Web(1日1時間) | 約480MB |
| LINE通話・メッセージ | 約120MB |
| 写真の共有 | 約300MB |
| 合計 | 約1GB |
節約のコツも書いておきます。地図はGoogleマップのオフラインマップを日本でダウンロードしておくこと、動画とアプリの自動更新はホテルのWi-Fiでまとめてやること。この2つだけで、消費量は体感で半分になります。
2GBで足りないときの選択肢(追加チャージ・Wi-Fi・現地eSIM)

2GBを超えると最大128kbpsに制限されます。これはテキストのやり取りならなんとかなる速度ですが、地図の読み込みはかなりもたつきます。選択肢は3つです。
選択肢1:データチャージで買い足す(1GB 500円)
いちばん手っ取り早いのがこれです。my 楽天モバイルからデータチャージを購入すると、1GBあたり500円で高速通信に戻ります。追加のアプリも契約も不要で、その場で完結します。
3泊4日で1GB足すなら500円。旅行の総額から見れば誤差のような金額です。「足りなくなったら買えばいい」と思っておけば、旅行中にギガを気にして消耗する時間がなくなります。
選択肢2:ホテルのWi-Fiを主力にする
宿のWi-Fiで、翌日の経路検索・オフラインマップの更新・写真のバックアップをまとめて済ませてしまう方法です。費用はゼロ。ぼくは夜に15分だけ「明日の下調べタイム」を取るようにしていて、これだけで日中の消費がだいぶ減りました。
選択肢3:現地eSIMを別に用意する
長期滞在や、仕事で大量に通信する人向けの選択肢です。ただし、別サービスの契約・開通作業・設定の切り替えという手間が増えます。
| 方法 | 費用 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル2GB無料 | 0円 | 設定オンのみ | 数日の旅行、連絡と地図が中心 |
| データチャージ | 1GB 500円 | アプリで数タップ | ちょっと足りない人 |
| ホテルWi-Fi | 0円 | 夜にまとめて作業 | 節約したい人 |
| 現地eSIM | プランによる | 契約・開通・切替 | 長期滞在・大容量が必要な人 |
短期旅行に限れば、「2GB無料+足りなければ500円チャージ」でだいたい間に合うというのが正直なところです。eSIMの設定でつまずいた経験がある人は、楽天モバイルのeSIMが開通しないときの対処法もあわせてどうぞ。

使えない国・注意点(ここだけは出発前に確認)

「海外で使える」といっても、すべての国が対象ではありません。出発前に確認しておきたい注意点を5つにまとめます。
1. 対象外の国・地域がある
対象は100以上の国と地域で、アメリカ・韓国・台湾・タイ・ハワイ・グアム・主要なヨーロッパ各国など、日本人の旅行先として人気の高いところはほぼカバーされています。ただし対象外の国・地域も存在します。
2. 機内モードの扱い
飛行機を降りたら機内モードを解除しますが、ここで一気に通信が始まると、バックグラウンドの自動同期でデータを持っていかれることがあります。到着直後は「モバイルデータ通信をオンにする前に、アプリの自動更新とクラウド同期をオフにする」順番がおすすめです。
3. 着信とSMSには料金がかかる
見落としがちなのがここです。Rakuten Link以外での通話・SMSは、海外では発信も着信も従量課金の対象になります。日本の番号にかかってきた電話を海外で受けた場合も料金が発生します。
なお公式では、毎月のご利用限度額(20,000円)が設定されていると案内されています。とはいえ限度額に届くまで課金されうるということでもあるので、「知らない番号の着信は取らない」くらいの構えでいいと思います。
4. 海外でSMSを受け取る設定
公式のご注意には、Rakuten Linkアプリで海外でもSMSを受信するにはRCSチャットをオフにする、という趣旨の案内があります。海外で認証コードのSMSが届かないと困る場面(銀行アプリなど)があるので、出発前に確認しておくと安心です。
5. 帰国後に設定を戻す
帰国したら、海外ローミングをオフに戻しておきましょう。国内では特に影響はありませんが、次にまた海外へ行くときに「オンにしたつもりで、実は前回オフに戻していた」という混乱を防げます。ぼくはカレンダーに「帰国日:ローミングOFF」とだけ入れています。
Rakuten Linkで通話が無料になる条件

海外ローミングとセットで覚えておきたいのが、Rakuten Link の無料通話です。「海外でも通話無料」と聞くと全部タダに思えますが、条件があります。
| パターン | 料金 |
|---|---|
| 対象国から日本の電話番号へ発信(Rakuten Link使用) | 無料 |
| Rakuten Link 同士の通話・メッセージ | 無料 |
| 海外から海外の番号へ発信 | 国・地域別の従量課金 |
| 標準の電話アプリからの発信・着信 | 従量課金 |
| 0570などの他社接続サービス、一部特番 | 無料通話の対象外 |
ポイントは「Rakuten Link から、日本の番号にかける」ときだけ無料という点です。現地のレストランやホテルに電話をかけるのは海外から海外への通話にあたるので、有料になります。
また、iPhoneでは Rakuten Link での着信ができず、標準の電話アプリで受ける仕様になっています。家族に「かけ直すときはこっちからかけるね」と伝えておくと、余計な着信料を防げます。

これから契約する人へ
「海外で2GB無料」は、旅行のたびにWi-Fiルーターを借りたりプリペイドSIMを買ったりしていた人にとっては、けっこう大きな差になります。年に1〜2回の海外旅行でも、レンタルWi-Fi代が浮くだけで年間で数千円から1万円以上の違いです。
プランの中身や対応エリア、最新のキャンペーンは楽天モバイル公式サイトで確認できます。乗り換えの手順そのものは、楽天モバイル乗り換え完全ガイドにまとめてあります。
ぼくの使い方:韓国3泊4日、実際どうだったか

去年、3泊4日で韓国に行ったときの話です。
機内モードを切ったら、もう繋がっていた
空港に着いて、機内モードを切りました。それだけで、もう繋がっていました。設定画面を開いたり、何かを選んだりした記憶はありません。
正直、最初は「スゲー!」と声が出ました。海外でスマホを使うのは、SIMを買うとかルーターを借りるとか、何かしら準備が要るものだと思っていたからです。
でも、そのあとは本当に何も感じませんでした。日本にいるときと同じように地図を開いて、同じように検索する。あまりにシームレスで、逆に拍子抜けしたくらいです。「海外でスマホを使っている」という感覚が、最初の一瞬以外ほとんどありませんでした。
4日間で1.2GB。使ったのは地図と検索だけ
| 使ったこと | 使わなかったこと |
|---|---|
| 地図アプリで経路を調べる | 動画(一度も見なかった) |
| ネット検索(お店、営業時間、行き方) | 大きなファイルのダウンロード |
4日間で使ったデータは1.2GBほどでした。無料の2GBの枠に、余裕を持って収まっています。
理由ははっきりしていて、動画を見なかったからです。旅行中のスマホの仕事は「いまどこにいて、次にどう行くか」を調べることで、それは地図と検索で足ります。逆にいうと、移動中に動画を見る人や、SNSに動画を上げる人は、2GBでは足りない可能性が高いので、上の「足りないときの選択肢」を先に見ておいてください。
繋がりにくい場所は、あるにはあった
ただ、都市部ではほぼ繋がりました。観光で歩くような場所で困った記憶はありません。繋がりにくかったのは、移動の途中などの一部です。
ぼくの感想は「海外なら、そんなもんか」でした。日本の自宅と同じ品質を期待するものではないと思いますし、困るほどではありませんでした。地方や郊外を回る旅程の人は、念のためオフラインで使える地図を入れておくと安心です。
旅先から、実家の犬のフードを注文できた
ひとつ助かったことがあります。旅行中に、実家のラブラドールのフードを楽天で注文しました。ふだんから両親の日用品はぼくが楽天市場でまとめて送っているのですが、旅先でも普通に電波が繋がっているので、いつもどおり購入履歴から注文するだけで済みました。
この「日常が海外でもそのまま続く」感じが、ぼくにとっての海外ローミングのいちばんの価値かもしれません。特別なことをしなくていい。拍子抜けするくらいがちょうどいいです。
家族でまとめて楽天モバイルにしている人は、家族で楽天モバイルに乗り換える方法も参考にどうぞ。
よくある質問(FAQ)

まとめ:出発前の5分で、海外のスマホ問題はだいたい片づく

最後に、この記事の要点を並べます。
- 楽天モバイルは100以上の国と地域で、月2GBまで追加料金なしでデータ通信が使える
- 出発前にやることは3つ。ローミングをオン、Rakuten Linkのログイン確認、データ使用量の見方を覚える
- 動画を見なければ、3泊4日で1GB前後。2GBはかなり余裕がある
- 足りなければ1GB 500円のデータチャージ。超えても勝手に高額請求はされない
- Rakuten Linkが無料になるのは「海外から日本の番号へ」。海外から海外は有料
- 着信・SMSは有料。対象外の国と端末の対応は公式で必ず確認する
ぼくが楽天経済圏に固定費を寄せている理由は、こういう「特別な準備をしなくても、そのまま使える」場面が積み重なるからです。通信費を見直す発想そのものについては、固定費ミニマリズムの記事にまとめています。
なお、楽天モバイルではパートナー回線(au回線)の提供が終了し、自社回線のみの運用に切り替わっています。エリアの考え方が変わった点はパートナー回線終了の記事で解説しました。

年末年始の旅行に向けて、いまのうちに料金を見比べておきたい人は、楽天モバイルの料金シミュレーションで自分の使い方に当てはめてみてください。数分で、いまの通信費との差が見えます。
※本記事の料金・サービス内容は2026年9月13日時点の公式情報に基づきます。対象国・地域、データチャージの価格、通話料は変更される場合があります。申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。
