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こんにちは、リノです。
「楽天カード、ゴールドにした方がいいですか?」これも本当によく聞かれる質問です。ぼくの答えは「ほとんどの人は無料のままでいい。ゴールドは条件つきでアリ。プレミアムは楽天市場か旅行をかなり使う人だけ」。
理由はシンプルで、2026年8月時点では、楽天市場での基本の倍率は3枚とも同じ(3倍)だからです。昔は「ゴールドは+2倍、プレミアムは+4倍」だったのでその印象が残っていますが、2021年と2023年の改定で無くなりました。いまも「ゴールドは楽天市場で3%お得」と書いている記事は古い情報です。
この記事では、3枚の違いを「差が出るところ」だけに絞って、年会費のもとが取れるのは月いくら使う人かを計算します。
3枚のスペック(差が出るところだけ)

| 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 無料 | 2,200円 | 11,000円 |
| 基本還元率 | 1% | 1% | 1% |
| 楽天市場の常時倍率 | 3倍 | 3倍 | 3倍(+火・木は+1倍) |
| SPUカード特典分の月上限 | 1,000P | 1,000P | 5,000P |
| 誕生月+1倍 | なし | 上限2,000P | 上限10,000P |
| 楽天証券クレカ積立(低コスト投信) | 0.5% | 0.75% | 1.0% |
| 国内空港ラウンジ | なし | 年2回 | 回数制限なし |
| プライオリティ・パス | なし | なし | 年5回無料 |
| ETCカード | 550円(条件で無料) | 無料 | 無料 |
| 海外旅行保険 | 利用付帯 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
つまり、差が出るのは①クレカ積立の還元率 ②SPU特典分の上限(月10万円を超える買い物) ③プレミアムだけの火曜・木曜+1倍 ④誕生月 ⑤ラウンジ・ETC・保険の5つ。普段の楽天市場の買い物では差がつきません。
無料 vs ゴールド(年会費2,200円):積立をしている人はアリ

楽天市場の常時倍率は同じなので、ゴールドの元を取れるかはほぼ「クレカ積立」と「ETC」「ラウンジ」で決まります。
- クレカ積立の差(0.25%):月10万円積み立てるなら年3,000ポイント。積立だけで年会費を超えます。月5万円なら1,500ポイントで足りません
- ETC無料:無料カードのETCは年550円(前年利用などの条件で無料になる場合あり)
- 国内ラウンジ年2回:使う人なら1回1,000円強の価値
- 誕生月+1倍:誕生月に楽天市場で20万円買えば上限2,000ポイント
目安:新NISAのクレカ積立を月7〜10万円している人は、ゴールドにすると得。積立をしていない、または月5万円以下なら無料のままでOKです。
ゴールドに切り替える場合も申込先は同じで、楽天カードの公式サイトから、申込画面でゴールドカードを選べます。
無料 vs プレミアム(年会費11,000円):楽天市場を月10万円以上、または旅行が多い人

プレミアムは年会費が11,000円あるので、ポイントだけで元を取るには組み合わせが必要です。
- クレカ積立の差(0.5%):月10万円で年6,000ポイント。これだけでは足りない
- 火曜・木曜+1倍:楽天市場の買い物を火・木に寄せると1%上乗せ(月上限10,000P)。月4.2万円分を火木に寄せれば年5,000ポイント
- SPU特典分の上限が5,000P:楽天市場で月10万円を超える人だけ効く。10万円を超えた分に+1%
- 誕生月+1倍:上限10,000P(誕生月に100万円分)
- プライオリティ・パス年5回:海外の空港ラウンジ。1回3,000〜5,000円相当なので、年2回使えば1万円分
目安:「クレカ積立月10万円+楽天市場を火木に月4万円以上」または「楽天市場で毎月10万円以上」または「海外旅行で年2回以上ラウンジを使う」。どれかに当てはまればプレミアムは元が取れます。当てはまらなければ、11,000円は高いです。
当てはまるかどうかを判断する前に、特典の最新の条件は楽天プレミアムカードの公式ページで確認しておくと確実です。
ぼくの判断:無料カード一枚で運用している理由

「ゴールドの方がなんとなく得しそう」で切り替えると、年会費分だけ損することがあります。自分の「積立額」と「楽天市場の月額」の2つの数字を見て決めるのが一番確実です。
早見表:あなたはどれ?

| クレカ積立 | 楽天市場の月額 | おすすめ |
|---|---|---|
| していない〜月5万円 | 〜10万円 | 無料の楽天カード |
| 月7〜10万円 | 〜10万円 | ゴールド(積立の差で元が取れる) |
| 月10万円 | 月4万円以上を火木に寄せられる | プレミアム |
| 問わず | 月10万円以上 | プレミアム |
| 問わず | 問わず(海外ラウンジを年2回以上) | プレミアム |
いちばん上の行に当てはまる人がいちばん多いはずです。まだ1枚も持っていないなら、楽天カード(年会費無料)を公式サイトで申し込むのが遠回りしません。
注意点

- プレミアムの「楽天市場コース」は2025年1月15日以降の新規申込では選択肢が楽天市場コースのみ(トラベル・エンタメコースは既存会員の経過措置)
- プライオリティ・パスは2025年から年5回まで無料、6回目以降は1回US$35。アプリのデジタル会員証で使います
- ふるさと納税は2025年10月から楽天市場の通常ポイントの対象外。ただし楽天カード分(最大3%)はつくので、カードの種類による差は小さいです
- クレカ積立の還元率は「前月12日時点の投資信託の手数料」で判定。eMAXIS Slimなど低コストの投信は上の表の率、手数料が高い投信は3枚とも1%です
まとめ

楽天市場の基本の倍率は3枚とも同じ。差がつくのはクレカ積立・月10万円超の買い物・火木・誕生月・ラウンジだけ。迷ったら無料カードで1年運用して、積立額と楽天市場の月額が増えてきたらゴールド、さらに増えたらプレミアムを検討する順番で十分です。
楽天カードを軸にした楽天経済圏の整え方は楽天経済圏の始め方 完全ガイド、クレカ積立の設定は楽天証券で新NISAを始めるまでにまとめています。
※年会費・特典・還元率は2026年8月29日時点の楽天カード・楽天証券公式サイトの情報です。変更されることがあるため、申し込み前に公式ページでご確認ください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定のカードや金融商品の勧誘ではありません。
