こんにちは、リノ(@Lino_EasyLife)です。
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こんにちは、リノです。
「新NISAを始めたい。でも、まだ返しきれていない借金がある」。これ、けっこう多い悩みだと思います。ぼく自身も20代のころは貯金ゼロで、カードの支払いに追われていた時期がありました。
結論から言うと、判断の基準は気持ちではなく「金利」です。この記事では、どの借金を先に返して、どれなら投資と並行していいのかを、数字で線を引けるように整理します。
結論:金利が「年3%」を超える借金は、返済が先

借金を返すことは、「その金利と同じ利回りが、確実に、税金もかからずに手に入る運用」と同じ意味を持ちます。年15%のリボ払いを返すのは、年15%を確実に得るのと同じ。そんな投資商品はありません。
一方で投資のリターンは確実ではありません。長期のインデックス投資でも、年によっては大きく下がります。「不確実な数%」より「確実な15%」を選ぶ、という単純な話です。
借金の金利を並べてみる
| 種類 | 年利の目安 | どうする? |
|---|---|---|
| クレジットカードのリボ払い | 15%前後 | 最優先で完済 |
| 消費者金融・カードローン | 14〜18% | 最優先で完済 |
| カードの分割払い(手数料) | 12〜15% | 先に完済 |
| マイカーローン | 2〜5% | 金利しだい。3%超なら返済優先 |
| 奨学金(第二種) | 0.3〜1%台 | 並行してOK |
| 住宅ローン | 0.5〜2% | 並行してOK(繰上返済は無理に急がない) |
境目を「年3%」にしているのは、長期の全世界株式インデックスで期待される平均的なリターンから、値下がりのリスクぶんを差し引いて考えた保守的なラインだからです。それより高い金利の借金は、投資で勝つのが難しいと考えてください。
先にやること3つ(今日できます)

- いま借りている全部の金利を書き出す:カードのアプリや契約書に「実質年率」と書いてあります。ここが分からないままだと判断できません
- リボ払いになっていないか確認して、一括払いに戻す:知らないうちに「あとからリボ」になっている人がかなりいます。設定はアプリから変えられます
- 金利の高いものから繰上返済する:手元の現金のうち、生活費1〜3カ月分だけ残して、残りは高金利の返済へ。これが一番確実な「運用」です
返す順番は「金利の高い順」が基本
数字のうえで一番トクなのは、金利の高いものから潰していくやり方です。ただ、「小さい残高から潰して、件数を減らす」やり方の方が続く人もいます。1件終わるたびに達成感があるからです。3件も4件も抱えて心が折れそうな人は、こちらでも構いません。続かないと意味がないので。
例外:投資を止めなくていいケース
- 勤め先に企業型の年金があって、会社が上乗せしてくれる制度がある:会社の上乗せ分は確定のプラスなので、ここは受け取っておいた方が得なことが多いです
- 低金利の住宅ローン・奨学金だけ:金利が投資の期待リターンより低いので、並行して積み立てて問題ありません
- 月1,000円などの「練習」:金額が小さければ返済ペースにほぼ影響しません。相場に慣れておく意味はあります
逆に、生活防衛資金(生活費の3〜6カ月分)だけは、借金の返済より先に確保してください。ここがゼロだと、急な出費のたびにまた借りることになって、いつまでも抜け出せません(生活防衛資金の作り方)。
それでも毎月の返済が回らないときは

ここまでは「自力で返せる」前提の話です。収入から生活費を引いた残りで利息すら払えない状態なら、頑張り方の問題ではないので、早めに専門家に相談する方が傷が浅く済みます。
債務整理は国が認めた手続きで、おおまかに3種類あります。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 任意整理 | 債権者と交渉して将来の利息をカットし、元本を分割で返す。財産は手放さずに済むことが多い |
| 個人再生 | 裁判所を通して借金を大幅に減らす。住宅を残せる場合がある |
| 自己破産 | 裁判所を通して返済義務を免除してもらう。一定の財産は手放す |
デメリットも先に知っておく
「返済が楽になる」だけの話ではありません。手続きをすると信用情報に記録が残り、数年間はクレジットカードの新規作成・利用や、住宅ローンなどの借入ができなくなります(期間は手続きの種類や機関によって異なります)。今持っているカードも使えなくなることがあります。
このブログでおすすめしている「カードに固定費を寄せてポイントを貯める」やり方は、しばらくできなくなるということです。それでも、利息だけを払い続けて元本が減らない状態を何年も続けるより、いったん止めて立て直す方がずっと早いケースはあります。
相談先の選び方
相談先は弁護士か司法書士です。ひとつ知っておくとよいのが、認定司法書士が代理人として扱えるのは、1社あたりの債務が140万円以下の場合に限られるという点。それを超える借金や個人再生・自己破産では弁護士の出番になります。まずは無料相談で、自分がどちらに当てはまるかを聞くのが早いです。
相談自体は無料・秘密厳守のところが多く、電話やオンラインで完結します。下記は全国対応で、相談だけでも受け付けている事務所です。
なお、公的な窓口として日本司法支援センター(法テラス)もあります。収入などの条件を満たせば無料相談や費用の立替えが使えるので、あわせて検討してみてください。
返済のめどが立ったら、順番はこう
- 高金利の借金を完済する
- 生活防衛資金を生活費3〜6カ月分ためる
- 固定費を見直して、毎月の余りを作る(家計の再設計)
- 余った分で新NISAのつみたてを始める(つみたて投資枠の始め方)
ぼくもこの順番でした。20代の終わりに「このままはやばい」と気づいてから、まず固定費を削って、貯金の下地を作って、それから投資を始めています。投資は最後でいい。焦って順番を飛ばすと、たいてい途中で崩れます。
まとめ
- 判断基準は金利。年3%を超える借金は、投資より返済が先
- リボ・カードローンは最優先。返済は「確実に得られる利回り」
- 住宅ローン・奨学金など低金利のものは、投資と並行してよい
- 生活防衛資金だけは返済より先に確保する
- 利息すら払えないなら、早めに専門家へ。ただし信用情報に記録が残るデメリットも理解したうえで
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※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入をすすめたり、投資助言を行うものではありません。また、法律に関する個別の判断を行うものでもありません。金利・制度・手続きの条件は変わることがあります。債務整理を検討する際は、必ず弁護士・司法書士・法テラス等の専門家にご相談のうえ、ご自身の責任と判断で行ってください。
