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はじめに:選べない=よくある悩み
「つみたてNISAは始めてみた。でも、どのファンドを選べばいいのか分からない」
そんな声はとても多く、ぼく自身も最初は「全部良さそうに見えて決められない」状態でした。投資の知識が少ない状態では、商品名を見てもピンとこないし、どれも似たように見えて判断がつかないのは当然のことです。
この記事では、投資初心者が“安心して長期で積み立てられるファンド”を選ぶための視点と具体例を、できるだけわかりやすく紹介していきます。
結論:この3つから選べばOK

以下のインデックスファンドは、つみたてNISAにおける「3大人気かつ定番」ファンドです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
いずれも世界経済または米国経済に広く分散投資ができ、信託報酬も安く、長期保有に適しています。
信託報酬とは、ファンドを運用・管理してもらうためにかかる年間手数料のことです。
投資金額から自動的に差し引かれるため、支払いの手間はなく、金額が低いほど運用効率が良くなります。
つみたてNISA向けのファンドでは、0.1〜0.2%程度が目安で、これが安いか高いかが選ぶポイントの一つになります。
それぞれの特徴を簡単に解説

✅ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 世界中の株式に分散投資(日本含む)
- リスク分散重視派におすすめ
- 一本で世界経済全体に投資できる安心感
✅ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- アメリカの主要500社に集中投資
- 成長性を重視する人向け
- 過去の実績も優秀で信頼感あり
✅ 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- 米国全体に分散(約4,000銘柄)
- 中小型株も含まれていて広く分散が効く
- 「米国の未来に賭ける人」向き
迷ったらどうする?判断ポイント3つ

- 世界全体に投資したい → オールカントリー
- 米国の成長を信じてる → S&P500 または 楽天VTI
- より広く米国全体に → 楽天VTI
どれも“正解”。大事なのは「自分が納得して続けられるかどうか」です。
Q:リスクはないの?

もちろん価格が下がるタイミングもありますが、いずれもインデックス型で長期に適しています。
- 広く分散されているため極端な暴落に強い
- 個別株と違って「ゼロになる」リスクは低い
- むしろ価格が下がった時は「安く買えるチャンス」
リスクを避けるのではなく、「受け入れられる範囲で向き合う」ことが大切です。
おわりに:正解より「続けられること」

ファンド選びに完璧な答えはありません。でも、「大きく外さない」選び方はあります。
今回紹介した3ファンドはいずれも「王道・低コスト・実績あり」。
少額でも構わないので、まずは一歩を踏み出すこと。 それこそが将来の安心につながる最良の投資です。
つみたてNISAで何を買うか、もう迷わない。
でも──「そもそも投資を始める余裕がない…」と感じているあなたへ。
次回は、「投資を始める前に考えておきたい“お金の土台”」として、
見落とされがちな〈借金・ローン〉の整理について取り上げます。
無理に始めるより、まず不安を解消してから。
“ゼロからこつこつ”のほんとうの第一歩を、一緒に見直してみませんか?