資産形成の始め方|サラリーマンでもできる超基本ガイド

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こんにちは、リノ(@Lino_EasyLife)です。

「何から始めればいいかわからない」そんなあなたへ。サラリーマンでも無理なくできる資産形成の第一歩を、わかりやすく解説します。

本記事でわかること

  • なぜ今、サラリーマンにも資産形成が必要なのか?
  • ぼくが実践してきた「再現性の高い」資産形成の基本ステップ
  • 今日から始められる具体的なアクションリスト
  • よくある不安や疑問へのやさしい答え

このページでは、その具体的な方法を「今のあなたでも明日からできる形」でまとめています。

目次

はじめに|資産形成は、特別な人だけの話じゃない

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資産形成って、どこか遠い世界の話に感じる人も多いと思います。
でも実際は、考え方・捉え方を少し変えるだけで、生活は本当に変わります。
そして、それはぼく自身の経験からも間違いなく言えることです。

たとえば、「貯金していれば安心」と思いがちですが、それは“日本円という一つの通貨に、すべてを賭けている”のと同じです。
例えるなら、家に全財産を置いて火災保険もかけずに暮らしているようなもの。
円安・物価高・低金利が続くいま、資産の置き場を一つに偏らせることは、むしろリスクの高い選択になりかねません。

「投資?よくわからないし、失敗したら怖い」「副業なんてやる時間ないし……」って、ぼくも昔はそうでした。

でも実際に始めてみたら、「あれ、意外とできるかも」と思える場面の連続でした。 しかも、月に1万円でも2万円でも積み重ねれば、5年10年で見える世界が変わってくるんです。

ぼくは特別な才能もスキルもない、普通の会社員です。
そんなぼくでも、固定費を見直して、ポイントを貯めて、つみたてNISAを始めて…… 気づけば30代半ばで資産1,000万円を達成できました。

資産形成って、結局なにをすること?

やっていることは実にシンプルです。

  • 通信費や保険を見直して、無駄を削る
  • ポイ活や副業で、収入源を少し増やす
  • 積立NISAやiDeCoで、お金に働いてもらう仕組みをつくる

つまり、「生活を見直す」「少し動く」「時間を味方にする」。 この3つを意識すれば、誰でも再現できる形で資産は育ちます。

ひとつでも、「これならできそう」と思ってもらえたらうれしいです。

なぜ今、サラリーマンにも資産形成が必要なのか?

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正直、ぼくも20代の頃は「とりあえず働いていれば、なんとかなるだろう」と思っていました。
でも30歳を過ぎてから、周りを見渡して気づいたんです。

  • 昇給はしても数千円レベル
  • ボーナスは景気次第で減ることもある
  • 物価だけはじわじわ上がる
  • 住宅ローンや老後の資金を考えると、どうしても不安が残る

毎月の給料が入る安心感はあるけど、それだけじゃ未来の安心にはつながらない。

たとえば日本の平均年収は、国税庁の統計によればここ20年ほどでほとんど横ばい。
2001年の平均給与は約457万円、2022年でも約458万円と、実質的にほぼ変わっていません。
その一方で物価は上がり、社会保険料の負担も増え続けています。

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年次統計様より抜粋

つまり、「働き続けても生活はなかなか楽にならない構造」になっているのが現実です。
それが、ぼくの中で資産形成を“他人事から自分ごと”に変えたきっかけでした。

将来の不安は「数字」で可視化されている

たとえば有名な「老後2,000万円問題」。年金だけでは生活費が賄いきれず、自助努力で2,000万円くらい必要になると言われています。

──正直、2,000万円と聞くと途方もない金額に感じますよね。

でも、ここで希望が持てるのが**新しいつみたてNISA制度(2024年スタート)**です。
この制度では、非課税で運用できる総額が最大1,800万円に引き上げられました。

たとえば、25歳から毎月3万円を年利4%で積み立てた場合、65歳には約3,400万円になる試算もあります(元本1,440万円に対し、複利運用による利益が約2,000万円)。

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野村證券マネーシミュレーター「みらい電卓」

つまり、「今からコツコツ始めれば、その金額に“届く仕組み”が用意されている」ということ。

資産形成においていちばん強い味方は「お金」よりも「時間」なんです。
早く始めることで、元手が少なくても、リスクを抑えて、じわじわと成果を伸ばせる。

ぼく自身、最初に積み立てたのは月1万円だけ。
それでも少しずつ数字が増えていくのを見て、「これは続ける価値あるな」と感じました。

「なんとなく不安」なうちに動けるかが分かれ道

将来への不安は、放っておくとどんどん膨らみます。
でも、「数字で見える化」できて、「自分でも準備できる」と分かれば、気持ちはグッとラクになります。

資産形成は、相手(社会の仕組み)と自分(使える時間・お金・知識)を知ることから始まります。
年金制度、税制、インフレ、投資の基本といった「ルール」を知り、 そのうえで自分の立ち位置を把握することで、戦い方=資産形成のスタイルが自然と見えてきます。

いきなり全部をマスターする必要なんてありません。
でも、スマホの地図アプリなしで知らない街を歩くより、ざっくりでも現在地がわかるだけで安心できますよね。
その感覚があるだけで、不安はぐっと軽くなります。

だからこの記事では、今日からできること、誰でも再現できることだけをまとめています。
お金は急には増えません。
でも、コツコツ続けることで確実に積み上がっていきます。

そして何より大切なのは、お金を“逃げていくもの”として恐れるのではなく、 “味方につけて働いてもらう存在”として捉えることです。
大きな一歩を踏み出さなくていい。
小さな一歩を積み重ねること、それが本当のスタートです。

資産形成の基本3ステップとは?

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資産形成と聞くと、「なにから手をつけたらいいかわからない」という声をよく聞きます。
実際、ぼく自身もそうでした。
でも今振り返ると、やることはすごくシンプルで、大きく分けるとたった3つのステップにまとまります。

ステップ1|支出を減らす(固定費の見直し)

まずは支出の最適化です。
これはつまり、「ムダな出費を減らしてお金を残しやすい体質にすること」。

たとえば、ぼくが最初にやったのはスマホの見直し。
キャリアから楽天モバイルに変えただけで、月5,000円以上安くなりました。
それだけで年間6万円の節約です。

ほかにも、保険・光熱費・サブスクなど、見直せるものはたくさんあります。
ここを整えるだけで、何も我慢せずに資産形成のスタートラインに立てるんです。

見直しの具体例:

  • スマホ料金:大手キャリア → 格安SIMに乗り換え
  • 家の通信環境:光回線や高額Wi-Fi → 楽天Turboなど手軽でコスパのよい選択肢に変更
  • 電気代:地域電力 → 新電力会社に切り替え(比較サイトで試算)
  • 保険:不要な掛け捨て保険を解約 or 内容をスリム化
  • サブスク:2ヶ月以上使っていない動画・音楽・アプリを整理
  • NHKや新聞など「惰性で払ってる支出」を一度立ち止まって再考

少し面倒でも、一度仕組みを変えてしまえば、その後ずっと支出が軽くなります。

👉 関連記事:通信費を見直すだけで月5,000円得する方法(準備中)

ステップ2|収入を増やす(副業・ポイ活)

次に、副業やポイ活などで「お金が入る流れ」を増やします。
たくさんの川が流れ込む湖が大きくなるように、収入源が増えれば増えるほど、資産という“湖”も自然と豊かになっていきます。

ぼくが最初に始めたのは、楽天ポイントを使ったポイ活。
買い物の仕方を少し工夫するだけで、月に1,000〜3,000ポイントが貯まりました。

次にやったのは、家の中の不用品をフリマアプリで売ること。
使っていなかった家電や読まなくなった本をコツコツ出品していったら、なんと売上金は12万円に!
正直ここまでになるとは思っていなかったので、自分でも驚きました。

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不用品でこんなになるとは!

そのあと、副業としてブログを始めて、少しずつ収入を得られるようにもなりました。
時間が限られているサラリーマンでも、無理なくできる副収入の作り方は意外とあるものです。

👉 関連記事:副業の選び方|時間がないサラリーマンでもできる!(準備中)

ステップ3|お金に働いてもらう(投資)

「お金は貯めるもの」という考え方は、すごく自然だと思います。
でもそれが通用したのは、預金金利が年5%以上あった時代の話です。
今のような超低金利の時代においては、ただ貯めているだけではお金はほとんど増えません。

だからこそ、資産形成では「お金を自分以外にも働いてくれる味方にする」という発想が重要になります。
働いて稼いだお金を、次は自分の代わりに働かせる。
これが“お金に働いてもらう”という考え方の本質です。

支出を減らして、収入を増やしたら、その余ったお金を「育てる」ステージに入ります。
ここで登場するのが投資です。

ぼくは最初、つみたてNISAを使って毎月1万円ずつ積立を始めました。
値動きに慣れていないうちはドキドキもありましたが、コツコツ続けることで、徐々に「お金が増えていく」感覚をつかめるようになりました。

投資=リスクというイメージがあるかもしれませんが、つみたてNISAのような制度を活用すれば、少額・長期・分散という王道スタイルで、リスクを抑えながら資産を育てることが可能です。

👉 関連記事:つみたてNISAの始め方ガイド(準備中)

この3ステップは、ぼく自身が実践してきた道のりでもあります。
しかも、どれも「誰でもできる」「すぐ始められる」ものばかり。

今日からできることリスト

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まずは、無理なく小さなアクションから始めてみましょう。
手をつけやすそうなものを書き出してみたので参考にしてもらえたら嬉しいです。

  • スマホのプランを見直して、通信費を下げる
  • 使っていないサブスクサービスを解約する
  • 楽天カードを作成して、楽天経済圏を活用する準備をする
  • ポイ活アプリを1つだけダウンロードして、ポイントを貯め始める
  • フリマアプリで不用品を1つだけ出品してみる
  • つみたてNISAの口座を開設申し込みする(手続きだけでもOK)
  • 家計簿アプリを入れて、毎月の支出をざっくり把握する
  • 電子マネー決済を一度だけ使ってみる(ポイント還元の感覚を知る)
  • 職場の福利厚生をチェックして、活用できそうなものを1つ探す
  • 家計の中で「削れそうな支出」を1つだけメモする

どれも、今日このあとでも着手できるものばかりです。

「時間を味方につけるために、まず1個だけ動く」

それが、未来の資産形成の最初の一歩になります。

よくある質問と、ぼくなりの答え

ここでは、これまでぼく自身が抱えていた疑問や、周囲の人からよく聞かれる質問をまとめてみました。
「やってみたいけどちょっと不安…」という方に向けて、ぼくなりの視点でひとつひとつ答えていきます。

投資って怖くないですか?

その気持ち、すっごくわかります。ぼくも最初はそうでした。
つみたてNISAのような「少額・長期・分散」ができる制度を使えば、リスクをコントロールしながらコツコツ運用することができます。
いきなり大きく増やそうとしない。それが資産形成の基本です。

副業って会社にバレませんか?

基本的に「住民税の納付方法」を自分で納付にしておけば防げます。
ブログやフリマアプリなど、リスクの低いところから始めれば大丈夫。
「小さく始めて様子を見る」くらいのスタンスでOKです。

ただし、会社の就業規則で副業が禁止されている場合は要注意です。
規則に反して副業を行うと懲戒の対象となることもあります。
まずは就業規則を確認し、不安であれば総務部や労務担当に相談してみるのが安心です。

節約してもストレスが溜まるのでは?

「我慢する節約」はしんどいですが、「仕組みを変える節約」ならストレスなく自然にお金が残ります。
スマホ代を変えたり、使っていないサービスを見直すだけでも大きな効果がありますよ。

すべてを我慢する必要はありません、大事なのは“選択と集中”。
必要なものは取り入れ、そうでないものは手放す。
これを自動化・仕組み化できれば、日常生活に無理なく節約が溶け込んでいきます。

自分には時間がないけど、何からやればいい?

まずは「今日からできることリスト」から1つだけやってみてください。
行動を起こせば、次のステップが自然と見えてきます。
ぼくも最初は、家計簿アプリを入れるだけでした。

時間は、誰にとっても平等に1日24時間しかありません。
その中で全部を一気にやろうとすると疲れてしまいます。
だからこそ「小分けで、こつこつ」が資産形成を続けるコツです。
1日5分でも、1つでも、積み重ねていけばちゃんと形になります。

収入が少なくても資産形成ってできますか?

確実にできます。実際ぼくも、収入が多いほうではありませんでしたが、固定費の見直しやポイ活・つみたてNISAのような制度を活用することで、少しずつ資産を育ててこれました。
「できる範囲でやる」ことが、何よりも大事です。

明日いきなり100万円を用意することは難しいかもしれません。
でも、今日できる小さな行動を積み重ねれば、1年後、5年後に確実に結果は変わります。
時間を味方につけて、無理なく続けることで、資産形成は誰にでも実現可能です。

つみたてNISAって、いつでもやめられますか?

はい、つみたてNISAはいつでもストップできますし、途中で解約も可能です。
毎月の積立額も柔軟に変更できるので、「まずやってみて、必要なら止める」くらいの気持ちで始めても問題ありません。

ちなみに似た制度にiDeCo(イデコ)がありますが、こちらは原則60歳まで引き出しができないという縛りがあります。
節税メリットは大きいですが、資金の流動性が低くなる点には注意が必要です。

支出の記録って三日坊主になりがちです…

めちゃくちゃ共感です。ぼくも何度も挫折しました。
おすすめは「完璧にやろうとしないこと」。
レシート撮影だけ、1項目だけ、アプリでざっくり記録だけでもOK。
それでも、やらないより全然違います。

特に最近の家計簿アプリは、クレジットカードや銀行口座と連携して、自動で支出を分類・記録してくれるものもあります。
自分の手をほとんど動かさずに「見える化」できるので、続けやすくておすすめです。

クレジットカード払いだと使いすぎそうで不安です…

その感覚、すごく大事です。
だからこそ「使う目的を決めて活用する」のがおすすめ。
たとえば固定費や日用品など“金額がブレにくいもの”に絞って使えば、ポイントも貯まりやすく無駄遣いの防止にもつながります。

具体的には、スマホ代、ネット代、サブスク、光熱費、保険料などが固定費にあたります。
これらは毎月ほぼ一定額が発生するので、クレジットカード払いにしても管理がしやすく、支出の見える化やポイント獲得にも有効です。

どの情報を信じればいいのかわからない…

A. 情報が多すぎて混乱しますよね。
ぼくのおすすめは、「自分が続けられるかどうか」を軸に選ぶこと。
必ずしも最適解を選ぶ必要はありません。
自分に合っていて、やってみて続けられるか。そこに注目してみてください。

ここで紹介していることも、あくまで“ぼくの提案”です。
全部を真似する必要はありません。
でも、自分に合った形で取り入れていけば、確実にゆとりある暮らしに近づけると信じています。
ぼく自身もそうやって少しずつ変えてきましたし、これからも一緒に進んでいけたらうれしいです。

やることが多すぎて結局動けません…

それもすごく自然な感覚です。
「やることリスト」を見ると、全部やらないといけない気になって逆に手が止まってしまうこともあります。

でも大丈夫。最初は1つでOKです。
むしろ“1つだけやる”と決めるほうが、長く続きます。

たとえば「家計簿アプリを入れてみる」だけでも、あなたの中の流れは確実に変わり始めます。
焦らず、でも確実に、進んでいきましょう。

ということで|ぼくたちの資産形成は、ここから始まる

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資産形成は特別な人だけのものじゃありません。
大きな元手がなくても、完璧な知識がなくても、行動を始めた人から少しずつ未来は変わっていきます。

今日、何かひとつでも行動できたなら、それはもう立派な一歩です。

ぼくもゼロから始めて、少しずつ方法を見つけ、変化を実感してきました。
「無理をしない」をポリシーにしているぼくでも実現できたので、再現性は高いと思っています。
これを読んでくれたあなたも、きっと同じように歩き出せます。

「自分なりのやり方」で、「今日できることから」始めてみてください。
焦らなくていいし、全部やらなくていい。

少しずつ変わっていく自分を、ちゃんと認めながら進んでいきましょう。

ぼくも、これからも一緒にがんばります。

このブログでは、これからも「無理なく・楽しく・現実的に」資産を育てるための情報を発信していきます。
また読みに来てもらえたら、とてもうれしいです。

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