生活防衛資金って必要?いくら?どう貯める?ゼロから始める安心のつくり方

こんにちは!リノです。

「生活防衛資金って、よく聞くけど…実際いくら用意すればいいの?」
「それよりまず、毎月のお金が足りてないんだけど…」
「3ヶ月分って言われても、そもそも“0円”なんだけど?」

こんな疑問や不安、めちゃくちゃリアルだと思います。

実際、ネットで調べると「生活費の3〜6ヶ月分が目安です」とか書いてありますよね。

正論なんだけど、それができてたら苦労してないって話で。

でも、ちょっと想像してみてください。

たとえば突然、冷蔵庫が壊れたとします。

でも「防衛資金が5万円ある」と思えたら、「あ〜出費かぁ…でもなんとかなるか」って済ませられる。

あるいは、仕事を1週間休むことになったとき。

「今月の給料ちょっと減るけど、大丈夫」と思えるかどうかで、精神の持ちようが全然違います。

この“なんとかなる感”。

これがあるだけで、日常のストレスがほんの少し軽くなったりします。

というわけで、今回はこの疑問に答えます。

「生活防衛資金って、そもそも何のために必要なの?」
「いくらから始めればいいの?」
「ゼロからでも貯める方法ってあるの?」

これを、“背伸びしない現実的な視点”でまとめてみました。

あとは、毎月ちょっとずつ続けるための仕組みも紹介していきます。

肩の力を抜いて、読みながら「これならできるかも」って思ってもらえたら嬉しいです。

目次

そもそも「生活防衛資金」って何のこと?

ネットや書籍ではよく「生活費の3〜6ヶ月分を用意しましょう」と書かれている、あれです。

でも、いきなりそんな金額言われても「えっ、そんなに!?」ってなりますよね。

簡単にいうと、「何かあっても慌てずに暮らせるお金」のことです。

たとえば…

• 急に体調を崩して、1週間仕事を休まないといけなくなったとき

• 職場の都合でシフトが減って、今月の給料が足りないとき

• 家電が2つ同時に壊れて、泣きたくなったとき(これ、けっこうリアル)

そんなときに、「あ、ちょっと貯金あったわ」と思えるだけで、気持ちのダメージがぐっと減るんです。

「3ヶ月分の生活費」って…その生活費、把握してますか?

よくあるアドバイスで「生活費の3ヶ月分を目安に」って言われますよね。

でもここでふと疑問が。

「そもそも、生活費って…毎月いくらかかってるんだっけ?」

これ、ちゃんと答えられる人って案外少ないんです。

レシートを一枚ずつ集計する必要はないけれど、

「毎月どれくらい必要か」のざっくり把握は、防衛資金づくりの第一歩になります。

たとえば…

• 家賃や光熱費、スマホ代などの“固定費”

• 食費、日用品、交際費などの“変動費”

• 年1回の保険料や急な通院などの“特別支出”

これを一度、スマホのメモやノートにざっくり書き出してみると、

「思ったよりかかってるな…」とか「ここ削れるかも」って気づきが出てきます。

「そんなにすぐ貯められないよ…」という人へ。まずはここから!

「生活費の3ヶ月分」とか言われると、ちょっと引きませんか?

そもそも貯金がないから不安なのに、さらに高いハードルを設定されると、

「やっぱ無理…」って気持ちになるのも当然です。

でも大丈夫。いきなり大金を用意しなくても、**生活防衛資金は“ちょっとずつ育てるもの”**です。

1. 少額からでOK。「まずは1万円」を目指そう

最初のゴールは3ヶ月分じゃなくて、まず1万円。

余裕がないなら、5,000円、3,000円でも大丈夫です。

• 「何かあっても、コンビニじゃなく病院に行ける」

• 「一時的に給料が減っても、すぐ慌てなくて済む」

そんな“小さな安心”を感じられる額でいいんです。

2. 自動化がカギ。手を動かさずに積み立てる

人は「意志の力」だけじゃ続きません。

だから、できれば仕組みで勝手に貯まるようにするのがおすすめです。
※下に行くほど強制力が強く効果的です

• 最初から“ないもの”として扱う

• 給料日に自動で別口座へ振り分け

• つみたて定期やネット銀行の自動積立機能を活用(筆者おすすめ、天引き投資は勝ち確への第一歩)

3. 引き出しにくい口座に置いて“手を出さない”

「防衛資金」は“使うため”じゃなくて“取っておくため”のお金。

だから、うっかり手を出しづらい場所に保管するのが大事です。

• ネット銀行の別口座にする(ログインを面倒にするのもアリ)

• キャッシュカードをあえて作らない

• 生活用口座とは別にする(筆者的におすすめ、心理的な壁をつくる)

4. ぶっちゃけ、“100万円”が見えてくると安心感はグッと増す

ここだけの話、生活防衛資金って100万円あるとかなり安心感が違います。

もちろん、いきなり目指す必要はありません。

でも月1万円ずつでもコツコツ続けていけば、2〜3年で届く金額です。

たとえば…

• 家賃・光熱費・食費で月15万かかる人なら、3ヶ月分=45万円

• 6ヶ月分なら90万円くらい

• そこに「突発的な出費」の分も加えると、だいたい100万円くらい

「100万円=安心のひと区切り」と考えると、ちょっと未来に希望が持てませんか?

5. 「貯金より投資のほうが良くない?」と思った人へ

最近はSNSでも「貯金してても意味ない」「利回り悪いから投資しよう」ってよく見かけますよね。

確かに、将来の資産形成という意味では投資は大切です。僕もそれには大賛成です。

でも、ちょっと待ってください。

投資って「余裕資金」でやるものなんです。

ちょっと想像してみてください。

下にネットもないロープの上を歩きながら、手には難しいパズルを持ってる状態。

これが「防衛資金なしで投資をする」ってことなんです。

歩く(=生活する)だけでも不安定なのに、そのうえで投資という“バランスが必要な作業”をこなそうとすると…普通にムリじゃないですか?

だからこそ、地面がしっかりしている状態(=防衛資金がある状態)で投資に挑むのがベストなんです。

というわけで:「安心の土台」があると、人生がちょっとラクになる

今回お話ししてきた「生活防衛資金」。

まとめると、これは“いざというとき慌てないための、心のお守り”みたいなものです。

• いきなり大金を貯めなくてもOK

• まずは1万円から始めてみる

• 続けやすい仕組みを作って、少しずつ育てていく

この積み重ねが、未来の自分を守ってくれます。

そして何より大事なのは、「備えがある」っていう安心感です。

お金が増える前に、心が整う。

だからこそ、生活防衛資金は“ただの貯金”じゃなくて、“前を向くための仕組み”でもあるんです。

ここまで読んでくださったあなたは、もうすでに「自分のお金とちゃんと向き合おう」としている時点で、本当にすごいです。

たぶん、世の中の8割の人は、まだこの第一歩を踏み出せていません。

ひっそり拍手を送りながら、この文章を書いています。

次回予告:積み立てって、どうやったら続くの?

生活防衛資金を作って、ちょっと安心できたら──

今度は「続ける力」を育てていくフェーズに入ります。

とはいえ、毎月コツコツって言われても、

「つい忘れる」「気がついたら使っちゃってた」…ありますよね。

次回は、そんなズボラさんでもOKな、

**“無理なく積み立てを習慣化するコツ”**を紹介します!

「毎月1,000円でもいいから、続けたい」

そんなあなたに向けて、ゆるっと書いていきますので、ぜひお楽しみに!

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