こんにちは、リノ(@Lino_EasyLife)です。
「お金、ちゃんとしなきゃなあ…」
そう思いながら、ずるずると行動に移せずにいた過去のぼく。
今では、毎月しっかり黒字家計をキープして、少しずつ資産も増えてきました。
…でも最初から順風満帆だったわけじゃありません。
今回は、ぼくが資産形成に本気で向き合うようになった“3つのきっかけ”をお話します。
派手な成功談ではないけど、「これなら自分にもできそう」と思ってもらえたら嬉しいです。
きっかけ①|2000万円問題と年金のリアル

最初のきっかけは、いわゆる「老後2,000万円問題」。
ある日、ニュースでこの話題を目にして、背筋がゾッとしたんです。
「え、2,000万って…無理じゃない?」って。
そこで年金について少し調べてみたら、現実はさらに厳しかった。
ぼくの手取り給料から計算した将来もらえる年金の額、思ってたよりずっと少ない。
年金だけが“老後の主な収入源”という前提そのものが危険な考えだと気づきました。
食べたいものが食べられないまでも、節約や我慢ばかりしなければいけないのではないか?
受けたい医療があっても高額で受けられないことがあるのではないか?
「自分の老後は、自分で守らなきゃいけない」
その感覚が、ぼくの資産形成のスタート地点でした。
きっかけ②|副業収入の“ちょっと嬉しい”体験
次のきっかけは、ぐるぐるした気持ちを頭の隅に持ったまま生活していると急にやってきました。
フリマアプリで不用品を売ったときの話。
いらなくなった服や家電を出品したら、12万円ちょっとの収入に。

サイズが合わなくて本当に着なくなった服や、数年使わなかったような家電がお金に変わる感覚。
これが想像以上に嬉しくて、「あ、自分でもお金を生み出せるんだ」と実感しました。
その感覚にハマって、
ポイ活をやってみたり、ブログを始めたり、投資にチャレンジしたり…。
もちろん成功ばかりではありませんでした。
副業のひとつひとつが、小さくても確かな“自信”になっていったんです。
きっかけ③|給料が思ったほど増えないという現実
最後のきっかけは、年収に対するモヤモヤ。
毎日会社に行って頑張って働いて、クタクタになって帰ってシャワーも浴びず寝ることもしばしば…
もちろん仕事はある程度やりがいもあって楽しい職場だし、お給料も多くないにしろもらえている。
でもある時ふと見た国税庁のデータで、日本人の平均年収がここ数十年ほとんど変わってないことを知ってしまったんです。
データにあった平均年収(ぼくの年収より少し高い)をぼくの残りの働く年間でかけて出た数字を見て…
「あれ…このまま会社に頼ってるだけじゃ、キツくない?」
そう気づいてしまったら、もう見る前には戻れませんでした。
この先の人生、時間もお金も“誰か任せ”にしていたら不安な未来しかない。
それなら、自分で少しずつでもいいからコントロールできるようにしていこう。
そう思って、家計の見直しや投資の勉強を始めました。
学んだことを実践して30代で1,000万まで資産ができたぼくが今から資産を作るならどうするか、お話します。
💡今ならこうする|最初にやるべき3つの行動

あの頃の自分にアドバイスできるなら、こう伝えたい。
① 家計の見える化
まずは家計簿アプリでお金の流れを“見える化”すること。
自分の財布の無駄がどこにあるのか把握するだけで、節約の効率が爆発的に上がります。
これは多少のお金を払っても自動化するのが◎
家計簿アプリはどれでもいいとは思いますが、ぼくはマネーフォワードMEを導入して資産の動きを全て見える化しました。
これがスタートライン、見えた無駄を改善していくだけで翌月、翌々月の口座残高が大きくなっていきました。
② 固定費の見直し
とくにスマホ代・光回線代・保険代、この3つはネットで自宅から申込めるものが多く
- 来店の手間が無い
- 対人の気兼ねが無い
- 削減金額が大きい
労力のわりに効果が大きいコスパ最高ゾーン、
固定費は一度改善すればあとは何もしなくても改善が継続される点が◎
※家賃について:
家計に対するインパクトは大きいですが引越し料金やそれにともなう大量の手間も考えると一番最後に回して良いと思います。
ぼくはスマホを楽天モバイルに変えて、家のWi-Fiを工事無しだったので楽天Turboに変更したことでかなり家計が楽になりました。
一連の流れはこちらの記事で紹介していますので、ご参考にしていただければ嬉しいです。

③ 少額からの投資スタート
いきなり大金を投資する必要はなし。
急に大きな金額で投資を始めると気持ちがソワソワして気になってしょうがなくなってしまいます。
まずは最悪なくなってもいいと自分で思える金額(できればまぁまぁ落ち込むくらいの金額だと真剣さが出ます)でつみたてNISAを使って、コツコツ始めるだけで未来が変わる。
少額とはいえ、投資は時間を味方につける手法なのでなるべく早めに始めることを強くおすすめします。
というわけで|意識が変わると、行動が変わる

ぼく自身、なにか特別なスキルがあるわけでも、給料が高かったわけでもありません。
でも、お金に対しての考え方が少しずつ変わることで、日常の行動も変わり、気づけば家計も整っていました。
「お金のこと、ちゃんと向き合ってみようかな」
そう思ってこの記事を読んでいる今が、きっとあなたの“きっかけ”です。
何かを変えられるタイミングがあってもなかなか人は変わることができません。
心には変化の急カーブを曲がらないようにするブレーキが付いているからです。
しかし、その中で変われる人がいたとしたら周りよりチョッピリですがリードできると思いませんか?
その一歩を、今日踏み出してみませんか?